ブンタウ/Vung Tauとは、ホーチミンから片道95kmほどに位置する、ベトナム人もよく訪れるリゾート地です。
港町であるブンタウでは、沢山のシーフードを堪能することができます。海はそれほど綺麗ではありませんが、ブンタウはベトナム南部では珍しくサーフィンが出来る場所でもあります。夜はナイトマーケットをぶらぶらしよう!
ホーチミンを訪れたら手軽に行けるブンタウは、おすすめスポットです。
ブンタウの過去記事
ブンタウまでの行き方・ホテル事情・タクシー事情について情報をお探しであれば過去記事を是非、参考にされてください。
【ホーチミンからブンタウの交通手段】
-
【旅行ビギナーでも簡単】ホーチミンからブンタウのフェリーチケットの買い方!
ブンタウ/Vung Tauとは、ホーチミンから片道95kmほどに位置するリゾート地です。 漁業が盛んでさまざまな種類のシーフードを堪能することができます。海はそれほど綺麗ではありませんが、ブンタウの静 ...
続きを見る
【ブンタウホテル情報・タクシー事情】
-
ブンタウ3,000円ホテルがおすすめ!中級ホテルで満喫
ブンタウまでのバスチケットやフェリーチケットを予約したら、次はホテル探しです。高級ホテルは設備も雰囲気も食事も快適なのは皆さんもご存知のとおりです。特別な旅には贅沢もいいですが、やはりコストは出来るの ...
続きを見る
ブンタウ観光ベスト3
シーフード巡り
ブンタウに来たら、新鮮でリーズナブル価格のシーフードをお腹いっぱい堪能しましょう。
おすすめエリア・オーダー方法・価格・その他注意点をまとめてご紹介します!
まずは、注意点
客引きは信用しないことです!!優しく接してくるレストランスタッフでもなんでもない客引き・タクシードライバーの「おすすめシーフード店」は、ぼったくり店の可能性があります。
ガイド本情報やネットでレストランの情報を調べましょう。ローカルレストランにチャレンジしたい場合は、Googleマップでレストランの口コミを確認するだけでもトラブル遭遇率が格段に低くなると思います。
さらに、お店に入るときにメニューがあるか確認できれば安心です。メニューがあっても生け簀の食材は時価設定になっていることがあります。必ず注文する前に値段を確認することが大切です。
シーフードおすすめエリア
バックビーチ
ブンタウで一番人気のビーチのバックビーチは、外国人観光客・ベトナム人観光客 で賑わっているエリアです。
ビーチ内には、日本でいう海の家的なレストランがずらりと並んでいます。海を眺めながらのシーフードとビールは最高です。おすすめの時間帯は、ランチタイムがベストです。
気をつけていただきたいのが、ビーチ内の大半の海の家は、日没時間には営業終了で閉まってしまいます。
基本的にビーチの海の家レストランでは、料理の値段・用意しているシーフードの種類は一律ではないが、大体同じような設定です。レストラン選びのポイントは、シンプルにお客さんが入っているかという点です。
食べれる種類は、魚・タコ・イカ・エビ・カニ・貝などです。
海に近い席は、有料のときがあるので、席の料金を請求されても驚かないようにしてください。1席「3万ドン~5万ドン(250円)です」
【マップ】
約2㎞続くビーチ一帯にレストランが立ち並んでいますが、その中でも、おすすめエリアは、バックビーチスクエア周辺です。周辺には宿泊施設の数が多いこともあり一番の賑わいを見せています。
【オーダー方法】
海の家のスタッフは、英語が得意ではありません。しかし、焦る必要はありません。How much?は通じます。測り売りなので、食べたいシーフードを指さしてスマホに注文したいだけのグラム量を打ち込んで伝えればOKです。必ず注文する前に値段を確認することが大切です。
次に、どのように調理してほしいかのオーダーですが、実はここがとても難しい所です。
レストランといえども海の家ですから、キッチンがあまり充実していないため、細かい味付けオーダーができにくいです。さらに英語が通じないときています。
まず、最初にお伝えしたいのが、基本的にオーダーした食材にあった調理方法や味付けでシーフードを提供してくれます。特に調理方法にこだわりがなければ「おまかせ」でOKです。
調理方法のリクエストがある場合は、口で説明するより、イメージ写真をスタッフに見せることが無難です。(BBQにしてほしいのか?フライにしてほしいのか?ボイルにしてほしいのか?etc)可能な時は、笑顔でOK!OK!と答えてくれます。
1つだけ注意点があるとしたら、グリル設備がないマイナーな海の家だと、シンプルにシーフードをボイルして塩をふって食べるスタイルになってしまうので、レストランを決める際には、焼き場(グリル)がキッチン内に備わっているか確認することが必須です。
私のおすすめオーダーは【大人2名】エビ500g(9匹)・タコ300g(1匹)をBQQで調理!ピリ辛ソースとの相性が抜群です。イカ300gを揚げで調理!溶かしバターとガーリックをかける料理です。
下の写真を参照↓↓(オクラはエビをオーダーすると付け合せてくれました)
【価格】
価格は、特にメニューがないので海の家スタッフに確認しましょう。
日本でもそうですが「金額時価」て本当かよ!と少し疑ってしまいます。提示された金額に少しでも疑問がある場合は、〇万ドンはどうですか?など値段交渉をしたり、他のレストランの値段も確認しましょう。
今回の食事の支払いは次のようになりました。参考価格にどうぞ。
参考価格
エビ500g = 20万ドン(約1,000円)
タコ300g = 7万ドン(約350円)
イカ300g = 6万ドン(約300円)
タイガービール = 2万5千ドン(125円)
合計35万5千ドン(約1775円)
【バックビーチのおすすめポイントのおさらい】
良い点
- 海を眺めながらの食事
- 海レジャーを楽しみながらの食事
デメリット
- 一般のレストランに比べて食材の種類が少ない
- 一般のレストランに比べ調理方法に限界がある
- メニューがないので値段の閣員が必須(場合により交渉必要)
- 閉店時間が早い(日没時間が目安です)
シーフードおすすめエリア②
シーフード屋台通り
バックビーチから徒歩圏内にあるシーフード屋台通り。約350mほどの通りに30店舗くらいのレストランが続く通りです。
観光客で賑わうバックビーチの雰囲気とは変わり、ローカルと観光客が入り混じっているのが印象的です。
営業時間は夕方から深夜2時頃まで開いています。中には24時間営業のレストランまであります。とはいえ深夜の時間帯は、周辺道路の人影がまばらですので、タクシーを利用することをおすすめします。ぼったりくタクシーにも注意です。
【マップ】
インペリアルホテルの裏通りが「シーフード屋台通り」になります。
レストラン選びのポイントは、シングルにお客さんで賑わっている所がベストです。英語表記のメニューがある、陳列されているシーフードにきちんと氷が入れられているなどもお店選びのポイントになります。
この一帯は若干の差がありますが、基本的に取り扱っているシーフードの種類や値段は大体同じです。
個人的におすすめ屋台3選
【オーダー方法】
海の家スタッフ同様に、屋台スタッフもあまり英語が得意ではありません。しかし、どのレストランもメニューが用意されています。(生簀の食材は時価設定です)
安心の固定価格です。ベトナム語ばかりですが写真付きなのでイメージし易くハードルは低めです。
生け簀の食材は、測り売りなので、食べたいシーフードを指さしてスマホに注文したいだけのグラム量を打ち込んで伝えればOKです。必ず注文する前に値段を確認することが大切です。
次に、どのように調理してほしいかのオーダーですが、一品料理は、簡単です。調理方法と味付けは決まっています。一品料理の見分け方は、メニューに『dia』書いてあるもの。「dia」とは一皿で提供!のような意味です。
生け簀の食材は、自分の好みの調理方法をオーダーすることができます。食材に合った調理方法がメニューに書かれているものから選びます。下記写真参照
ベトナム語講座①
炒める/xào:サオ
茹でる/luộc:ルオック
蒸す/hấp:ハップ
焼く/nướng:ヌオン
揚げる/chiên:チエン
生で/ăn sống:アンソン
ベトナム語講座②
ご飯/cơm:コム
麺/mì:ミー
エビ/tôm:トム
魚/cá:カ
イカ/Mực:ムッ
カニ/cua:クア
巻貝/Ốc:オック
タコ/Bạch tuộc:バッチュオッ
ベトナム語講座③
ニンニク/tỏi:トーイ
唐辛子/ớt:オッ
レモングラス/sả:サー
バター/bơ:ボー
【おすすめ料理】
イカ揚げのバターソース
[300gオーダーで6万ドン(300円)]
カリカリ食感が特徴的でバターソースとの相性が抜群です。ブンタウ滞在中で最も注文した一品です。
タコのグリル/BBQ
[中サイズ1匹オーダーで8万ドン(400円)]
新鮮である故の、柔らかい食感で程よい弾力。ピリ辛ソースのBBQはマストです。オクラはサービスでした。
マテ貝の空芯菜炒め
[一皿/diaで6万ドン(300円)]
プリプリのマテ貝とシャキシャキ空芯菜にガーリックとシンプルは炒め物ですが、味は格別!なかなか日本では食べれない一品です。
牡蛎のチーズ焼き
[1個で1万5千ドン(75円)]
ローカルに人気は牡蛎のグリル、チーズ焼きと醤油+ナッツが主流の食べかたです。牡蛎が苦手でなければおすすめです。隣のテーブルのローカルグループが牡蛎の殻の山を築いていました。
アサリの蒸しスープ
[一皿/diaで6万ドン(300円)]
貝のダシがスープによくでていて、貝の身も大きめです。
[写真ギャラリー]
その他にも、さまざまな料理があります。
【価格】
価格の目安
- エビ1kg 25~30万ドン(約1250~1500円)
- かに1kg (エビと同じくらい)
- タコ・イカ1kg 20万ドン~(約1000円~)
- 魚1匹 種類によりますが20万ドン(約1000円)
- 貝類1kg 10万ドン(約500円)
一品料理/diaは、5万ドン(250円)からの値段設定が主流です。一皿の量は、日本の居酒屋一品料理をイメージすればOKです。
ビールは、ボトルか缶です。残念ながらドラフトビールはありません。
価格は、最も安いビアサイゴンで1万ドン(50円)・ベトナムでよく飲まれているtigerビールは1万7千ドン(85円)・ハイネケンが2万ドン(100円)と神がかり的な値段です。
ブンタウ観光ベスト3
ナイトマーケット
ホーチミンでは、色んな場所でナイトマーケットが連日、賑わいを見せていますが、ここブンタウでもナイトマーケットが楽しいとの噂を聞きつけ過去の情報を頼りにナイトマーケットに繰り出してみました。
結果からお伝えするとナイトマーケットは正直つまらない!!
ブンタウのナイトマーケットについての情報があまりないので書きました。
シーフード屋台に関しては、ちらほら見つけることができるが、ホーチミンのナイトマーケットのように、ベトナムの伝統衣装・コーヒー屋・Tシャツ屋・フルーツ屋・各種お土産屋などなどのお店は、ゼロではないが、ほぼ皆無で人通りは無いに等しい状況でした。
ベトナム人に聞くところ、路上で商売をすることは、本来は禁止されているベトナムでは、自治体の厳しい規制と監視によりブンタウのナイトマーケットは減少傾向にあるようです。
数件ある雑貨のお土産屋さんは、正直パッとしない物ばかりです。(個人的な意見なので写真をのせます)
今回の探索場所は次のとおりです。
唯一、興味を引いたものは「生米」にオーダーした文字を書いてくれるキーホルダーです。
キーホルダーの中に1粒の米が入る仕組みになっていて、お客さんがオーダーした文字をアルファベット(5文字程度)を書いてくれる。自分だけのオンリーワンのキーホルダーが出来ます。値段は1個で7万5千ドン(375円)。
このキーホルダーが買える場所は、以下の辺りです。
お店の位置がアバウトな理由は、露店のお店なので移動する可能性があるからです。悪しからず
ブンタウ観光ベスト3
サーフィン
ホーチミンで生活すること3ヵ月。ベトナムで知り合う大半の友達にサーフィンするならブンタウに行きなよ!とオススメされる。
当然、自分自身でもベトナムのサーフィン事情についてはリサーチ済みで、ベトナム中部に位置するダナンという街以外にサーフィンの情報は皆無だったので、ブンタウという街にとても興味を湧いてきた。よし!行ってみよう。
前回、ブンタウのサーフィン事情について記事をアップしています。もしよかったら見てください。
【サーフィン情報】
-
ブンタウのサーフィンってどうなの⁉How's the Waves?
ホーチミンで生活すること3ヵ月。ベトナムで知り合う大半の友達にサーフィンするならブンタウに行きなよ!とオススメされる。 当然、自分自身でもベトナムのサーフィン事情についてはリサーチ済みで、ベトナム中部 ...
続きを見る
ブンタウ観光番外編
遊園地
とてもこじんまりした遊園地で、アトラクションの花形「ジェットコースター」などド派手はものはありませんが、昭和レトロな雰囲気が感じられる。
ベトナムのリトル花やしき・ベトナムのリトル熱海温泉宿の露店という感じで意外にも楽しめます!
ビーチクラブ
日中は、サーフクラブとして営業している。夜は、ヨーロッパ人が集うBarです。ドラフトビールやワイン、ウィスキー、カクテルを飲みながら彼らと談笑し、ビリヤードを楽しみまくれます。
まとめ
いかかでしょうか!ブンタウは観光地としてじわじわと発展してきている街です。とにかくシーフードに関しては、ベトナムでは群を抜いてハイクオリティであることは言うまでもありません。
シーフードを堪能するためだけにブンタウに行く旅も、有りですね。
シーフード以外ではアクティビティも観光スポットもやや弱めの印象です。
しかしながら、ホーチミンのような街全体が活気に満ちた雰囲気のいいですが、ブンタウのような地方の静かなスローペースライフもまた味わいがあっていいですね。バイク渋滞もありませんし、空気も綺麗です。
ナイトマーケットが自治体の規制により減少傾向にあることは前述したとおりですが、一般的に、国や街が経済発展を遂げると(本記事ではブンタウのこと)、昔ながらの街の雰囲気や習慣が変わってしまうことは、必然なことかもしれませんが、シーフード屋台が立ち並ぶブンタウの光景が今後も長く続くことを期待してます。
今後ブンタウがどのように観光地として発展していくのか楽しみです。