ベトナム/ホーチミンの滞在に必要な持ち物をご紹介します。
近年、LCCの登場でリーズナブルな価格で航空券予約が可能になりましたが、気をつけたいのが『預け荷物の重量』です。
あったら便利グッズも使わなければ、ただの無駄な重量です!
そのアイテム、本当に海外旅行先で必要ですか?旅行先で買えばいいと思っていたら超高い!なんて失敗は避けたいものです。
重要度の記号については次の通りに分類しています。
重要度の記号について
◎ 必須
〇 あると便利
△ 人によって便利
× 必要性がない
持ち物リスト
必需品
アイテム名 | 重要度 |
パスポート | ◎ |
パスポートのコピー | ◎ |
航空券〈Eチケット〉 | ◎ |
現金〈日本円〉 | ◎ |
クレジットカード | ◎ |
海外旅行保険 | ◎ |
◆パスポート
入国時点に、パスポート残存有効期限が6ヵ月以上あることが必要です。
◆パスポートのコピー
日本ではコンビニで手軽にコピーは当たり前ですが、ベトナムでは見つけることが大変です。海外での身分証明にはパスポートが必須です。
ベトナムのホテルチェックイン時にパスポートを預ける場合があります。(高級ホテルを除く)
両替所でパスポートの提示を求めらた時、SIMを購入する時など、さまざまな場面でコピーが活躍します。
更に、パスポートを紛失してしまった場合の、身分証明やパスポート再発行時の証明になります。
◆航空券(Eチケット)
15日間以内の滞在に限り、日本国パスポートを有する者は、ビザ不要となっており、ベトナム入国時に出国用の航空券を持っている必要があります。
ベトナム入国管理の際に、出国用の航空券の確認がありますので、帰りの「Eチケット」のコピーを忘れずに持参しましょう。
◆現金(日本円)
日本国内でのベトナム通貨〈ドン/VND〉への両替は、レートが悪いのでオススメできません。
ベトナムの空港〔ホーチミン・ハノイ・ダナン〕でホテルまでの交通費分を両替して、滞在に必要な分のベトナム通貨は、市内の両替所で換金しましょう。
◆クレジットカード
日本で有名な5大国際ブラントのVISA、Mastercard、JCB、American Express(アメックス)、Diners Club(ダイナース) の内、2枚持参することをオススメします。
特にオススメは「VISA」と「Mastercard」です。この2枚があれば大抵のショップ、レストランで問題なく使用できます。
また、ベトナムには日系経済団体「ベトナム日本商工会議所」「ホーチミン日本商工会議所」があり、多くの日本企業がベトナムで活躍しています。
日系企業ショップ、レストランの中には、日本生まれの国際ブランドであるJCBカードでの支払い時、お代の割引サービスがあります。
◆海外旅行保険
海外での医療費はとても高額です。必ず入っておきましょう。自分自身で気をつけていても、交通事故に巻き込まれるかもしれません。衛生的なレストランでも食あたりに合うかもしれません。
電子機器アイテム
アイテム名 | 重要度 |
スマートフォン〈SIMフリー〉 | 〇 |
スマホ充電器 | ◎ |
スマホ充電ケーブル | ◎ |
変換用プラグ〈Cタイプ〉 | ◎ |
ワイヤレスイヤホン | △ |
モバイルバッテリー | △ |
ノートパソコン | △ |
ドライヤー | △ |
◆スマートフォン(SIMフリー)
ベトナム滞在中に通信方法は、①ベトナムSIMの利用 ②ポケットWifiを日本でレンタル ③日本のキャリア通信を利用する など主に3種類です。
当然、費用を一番抑える方法は、ベトナムSIMの利用ですが、気になるところはその通信速度と手続きに掛かる時間・内容です。
ベトナムのSIMと通信環境は、とても優秀です。日本のマイナーな格安SIM会社より高速通信ができます。
空港のSIM販売店で、1か月(30日間)毎日2GBデーター利用で20万ドン(約1000円)くらいの値段で買えますし、設定はお店スタッフが数分でやってくれます。プランも滞在日数に合わせたものがあるので心配ありません。
また、AmazonでベトナムSIMを事前に買うこともできます。設定の取説付きで安心です。空港で英語に不安がある場合には、オススメです。値段も650~800円とプラン内容が異なりますがベトナムの空港でSIM購入より200~350円くらい安いです。(「30日間10GB」)
◆スマホ充電器
USB充電器は、とても便利です。スマホ充電はもちろんのこと。電気カミソリ、電子辞書、ワイヤレスイヤホンなど小型の電子機器は、USB充電が可能な物が年々増えています。
海外旅行に持参するUSB充電器には「壊れにくいメーカー品」「持ち運びに便利な小型タイプ」「それでいて安い」を基準に選びましょう。
アップルやアンドロイドの純正品もいいですが、やはり「USBポートが2口以上」は欲しい所です。また、充電の速さを示す「出力値は、2.1A以上」は確保したいです。
世界的に有名なスマホ・タブレット関連製品の開発・販売を行うハードウェア・ブランドのAnker社であれば、品質に間違いはありません。値段も1000円程とリーズナブル価格です。
◆スマホ充電ケーブル
100円ショップでの買い物が当たり前の日本の生活では「まあまあ値段のするアイテムを買う」より『物はいつか壊れるのであれば安いモノをその都度、買い替えればいい』というスタンスもあります。
しかし、そこが海外であればどうでしょう?
海外製の廉価品は、数日使っただけで壊れた!なんてことは、珍しくありません。やはり、ケーブルについては、ブランド品を使うことが好ましいです。こちらのオススメもAnker社です。
◆変更用プラグ(Cタイプ)
ベトナムのコンセントタイプは、日本と同じのAタイプかCタイプです。
100円ショップの物で問題ありません。必要分を持参しましょう。
◆ワイヤレスイヤホン
持っていき忘れがちなアイテムがイヤホンです。パソコンやタブレットに飛行機内の暇つぶしとして動画を入れたのはいいが、イヤホンを忘れた!なんてミスはしたくないものです。
しっかり準備しましょう。
普通のコードイヤホンが1つあるとワイヤレスイヤホンの充電が切れたときの代用として便利です。
◆モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは、飛行機の機内持込み制限が厳しいということは何となく世間で認知されているが、実際どのような基準で!ということを明確に答えられる方は少ないのではないでしょうか。
それもそのはず、渡航する国や利用する航空会社によって制限基準がバラバラであることが理由ではないでしょうか。
それでは制限基準を調べていきましょう。主な基準はワットアワー(Wh)というもの、いわゆる電力の数値が関係してきます。
全ての航空会社を調べた訳ではないので断言できませんが、160Wh以下であることが目安になっています。
電力の表し方の計算式は、次のとおりです。
電力計算式
電力(Wh)=V(電圧)×Ah(バッテリー容量)
では、実際にバッテリー容量25000mAhを計算してみます。
※リチウム電池の電圧(V)は大体、3.7Vの固定です。
25000mAhの電力式
3.7V(電圧)×25000mAh(容量)÷1000=92.5Wh(電力)
25000mAhのモバイルバッテリーで「100Wh弱」です。
没収の目安160Whまで余裕がまだまだありますが、保安検査員によっては、100Wh以上は没収されることがあったり、もしくは荷物保安検査にやたら時間がかかる等がありますのでオススメできません。容量が大きくなるにつれて重さも増すため持ち運びにも不便です。
また、電力や容量の数値記載が本体にない得体のしれない安物のノーブランドなどは、基準内でも没収の確率が高まりますので注意が必要です。
結果、私の経験上、メーカー品の20000mAh以下がオススメです。
◆ノートパソコン
旅行に持参するか意見が真っ二つに分かれるノートパソコンですが、私個人的には必ず持って行くアイテムです。
スマホの普及によりある程度のことができるようになりましたが、やはり細かい作業をする時や、オフライン動画を観るなどには、パソコンは便利です。
◆ドライヤー
中級クラス以上のホテルを利用する場合は不要ですが、安宿に泊まる場合は、ドライヤーは必須アイテムです。目安は3000円以下のホテルは必要になる可能性が高いです。いずれにせよ、予約サイトを経由してドライヤーの有無をホテルに確認することが確かな方法です。
パックパッカー宿に泊まる場合は、更に必要性が増します。
切り替えボタン一つで日本/海外に設定できるドライヤーであれば日本でも使えてオススメです。私も3年ほど使っていますが、現在も現役です。
日用品
お風呂アイテムは、現地スーパーやコンビニでも安く買うことができます。液体アイテムは荷物の幅・重さを取りますので、こだわりがない限り現地調達がオススメです。
くし・爪切りなどの小物アイテムについては、現地で安く買うこともできますが、品質が若干劣るのでオススメできません。そもそも持っているものですし、小物アイテムは荷物の幅・重さの影響はあまりのないアイテムですので、普段使っている物を持参することが好ましいでしょう。
ベトナムのスーパーで商品の値段を調査しました。参考にご覧ください。
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【現地スーパーを徹底調査】ホーチミンの物価情報!
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アイテム名 | 重要度 |
洋服 | ◎ |
下着 | ◎ |
防寒着 | 〇 |
ジャージ | 〇 |
サングラス | 〇 |
ビーチサンダル | 〇 |
水着 | △ |
ラッシュガード | △ |
帽子 | △ |
眼鏡 | ◎ |
コンタクトレンズ | ◎ |
スキンケア用品 | 〇 |
日焼け止めクリーム | 〇 |
シャンプー/リンス | △ |
ボディソープ | △ |
洗顔料 | △ |
歯ブラシ・歯磨き粉 | △ |
虫よけスプレー | △ |
ハンドタオル | △ |
常備薬 | △ |
ボールペン〈黒〉 | 〇 |
◆洋服
4泊以下の旅行では日数分の着替えを持参することは簡単ですが、長期旅行(滞在)の場合にはそうはいきません。
長期旅行者の場合は、街のランドリーサービス(クリーニング店)を利用することで問題は解決です。
1㎏=約40,000ドン(200円)とリーズナブルの安心価格です。午前中に出せば、当日の夕方には仕上がります。ただ、心配な点は、他のお客さんの物とごちゃまぜで洗濯機をかけるお店もあるので、時々、洗濯物がなくなることがあります。
ホテルのランドリーサービスにも注意が必要です。ホテルのグレードにもよりますが、1㎏40万ドン(2,000円)もする場合があります。ただし、値段の設定がホテルによってバラバラです。極まれに街のランドリーサービスの値段と同じことがあります。一度、宿泊先のホテルに確認してみてください。
◆下着
洋服と同様にランドリーサービス(クリーニング店)を利用します。
1㎏=約40,000ドン(200円)でリーズナブルですが、他のお客さんの物とごちゃまぜで洗濯機をかけるので、時々なくなります。
消耗品といえども紛失されるとショックです。100均のパンツで代用することも海外旅行の工夫の一つではないでしょうか。
◆防寒着
ホーチミンは一年中、常夏なので、Tシャツに短パンというスタイルで問題ありません。ただし、朝晩は涼しく20℃くらいになる時があります。
また、飛行機・バス・フェリー内はエアコンが効きすぎて日本人には肌寒く感じる時があります。
体調を崩さないためにも、男性は薄手のパーカー・女性はカーディガンが1枚あると便利です。
◆ジャージ
バスローブ付きのホテルが少ないです。部屋着としてジャージがあると便利です。上着はTシャツで代用できますので、ジャージズボンがあればリラックスして就寝ができます。
◆サングラス
紫外線が強いベトナムでは、サングラスは必須アイテムです。観光に訪れている外国人はほぼ日中は、サングラスを着用しています。
◆水着
ハノイ・ホーチミンは海から離れているから水着を持っていかないと考えるのは、ちょっと待ったです。
ホテルのプールや海エリアへの日帰り現地ツアーに参加する時に活躍します。現地で買うこともできますが、日本と同じくらいの値段になります。
◆ラッシュガード
ベトナムでは、廉価なデザイン性を欠いたものしか探せないと思います。
マリンアクティビティにはかかせないラッシュガードを一枚持参することをオススメします。
◆帽子
熱中症対策のマストアイテムです。ベトナムの気温は日本の夏とかわりませんが、日差しの強さや紫外線の量は、日本の数倍と言われています。
帽子は、基本的に折りたたむことができません、荷物がかさばることが嫌な場合は、現地で数百円で買うことができます。ただし、デザインには期待しないほうがいいです。
◆コンタクトレンズ
ベトナムのコンタクトレンズは、国産品はなく100%輸入品です。日本製コンタクトレンズもあり、使い捨てレンズは、処方箋なしで街の眼鏡屋に行けば簡単に見つけることができますが、種類が少ないのが現状です。
値段は、日本の店舗で買う値段と同じくらいで購入可能です。
いざという時は、現地購入できることは安心ですが、コンタクトレンズは相性がありますので、やはり日本から持参することが好ましいです。
◆スキンケア用品
スキンケア用品の化粧品・乳液・美容液は持参しましょう。
いざという時、現地のドラックストアで購入することもできますが、日本より高めです。
◆日焼け止めクリーム
ベトナムでは、日本・韓国製が日本と同じくらいの値段で購入することができます。しかし、種類は豊富ではありません。
お気に入りがあるようなら持参をオススメします。ただ、予備を考える必要はないと思います。予想より消費が多い場合には、現地のコンビニで買うことができます。
◆シャンプー/リンス
一般的なシャンプー/リンス(コンディショナー)であれば、ベトナムで現地購入がオススメです。日本でも有名な「Dove/ダブ」「Pantene/パンテーン」の300gサイズがスーパー・コンビニで各約70,000ドン(350円)で買えます。
ジップロックに梱包する手間も省けますし、なんといっても、荷物の軽減になります。
◆洗顔料
一般的な洗顔料であれば、ベトナムで現地購入がオススメです。日本でも有名な「ビオレ/Biore」の100gサイズがスーパー・コンビニで約50,000ドン(250円)で買えます。
ジップロックに梱包する手間も省けますし、なんといっても、荷物の軽減になります。
◆歯ブラシ&歯磨き粉
歯ブラシ本体は非常に軽量ですし、歯磨き粉はコンパクトタイプを選べば特に気にならない荷物のため、日本から持参・現地購入とどちらでも良いアイテムです。
1つ注意点があるとしたら、ベトナムでは「Colgete/コルゲート」という歯磨き粉が一般的です。このコルゲートですが、日本製品より研磨剤が多く配合されています。場合によっては歯や歯茎を傷めてしまうことも考えられます。
小さいお子さんがいるのであれば、使い慣れたものを持参することが好ましいです。
◆虫よけスプレー
虫よけスプレーは、人それぞれの肌状態があるので、一概には言えませんが、現在の虫刺され予防に関して高い有効性を発揮する主成分は、DEETという化合物です。
日本では、長らくDEET10%以下の製品しか存在しなかったが、2016年に、有効成分の高濃度製品DEET30%が販売が許可され、市販されています。
パーセンテージが大きい数字程、虫よけ効果が長く持続します。5%で90分、10%で2時間、30%で8時間とされています。
製造メーカーの使い方の目安は、次のとおりです。
①ディート12%以下の商品は赤ちゃん(6ヵ月未満は除く)にもご使用いただけます。
アース製薬公式サイト
②ディート30%の商品は、12歳からご使用いただけます。
12歳以上:適宜使用すること
2歳以上12歳未満:1日1~3回
生後6ヵ月以上~2歳未満:1日1回
生後6ヵ月未満:使用しないこと
人の肌に直接塗布する物なので、普段から使い慣れた虫よけスプレーを持参することが好ましといえます。
日焼け止めクリームと併用する時は、日焼け止めを最初に塗り、その上に虫よけスプレーを塗ります。
人によっては、海外の蚊に日本の虫よけスプレーは効かないとよく聞きますが、筆者の経験では、ちゃんと効果があります。DEET成分量と持続時間に注意して繰り返し塗ることが重要なのかもしれません。
◆ハンドタオル
特に一年中暑いホーチミンに渡航する時には、あると便利な汗拭きタオル。街ブラ用なのでフェイスタオルだと少し大きすぎる感があるので、ハンドタオルがちょうどいい。現地で買うこともできますが、意外にもタオルの値段が高いのです。(といっても200円くらいで買えますが、日本で100円以下で買えるので)
◆常備薬
ベトナムの薬局では、日本で処方箋が必要な薬を簡単に買うことができますが、説明文が英語、またはベトナム語で書かれています。服用量が日本が推奨している量より多く書かれている場合もあります。
安易に自己判断せず、必ず病院で薬を処方してもらいましょう。また、病院に行くほどではない症状の場合は、使い慣れた常備薬を服用することが好ましいです。
便利グッズ
アイテム名 | 重要度 |
街歩き用バッグ | 〇 |
セルカ棒 | 〇 |
圧縮袋 | 〇 |
アロンアルフア | 〇 |
千円札〈日本円〉×10枚 | 〇 |
水に流せるティッシュ | 〇 |
携帯〈はし・スプーン〉 | △ |
果物ナイフ | △ |
マヨネーズ〈小分けパック〉 | △ |
醤油〈小分けパック〉 | △ |
裁縫セット | △ |
ウェットティッシュ | △ |
◆街歩き用バッグ
市内観光をする時は、財布、スマホのひったくりに十分気をつけてください。観光なのでスマホで街並み写真を撮りたいところですが、後方からバイクで近寄ってひったくられることがあります。(3ヵ月間で2件目撃しました)
できる限りスマホ・財布は、手に持ちっぱなしにしないで使用し終わったら、バッグに入れることで、格段にひったくり被害に合う確率が下がります。
日中でも同様に注意が必要です。私が目撃した事件は、いずれも日中の時間帯の出来事です。ショルダーバッグより〈ウエストバッグなど〉が好ましいです。
(特に治安が悪いということではありません。貴重品の保持の仕方を日本で生活しているようにすると被害に合いやすいということです。お尻ポケットに財布・スマホを入れるのも危険です)
◆セルカ棒
観光のマストアイテムのセルカ棒、近年はさまざまな機能が備わった商品が発売されています。そんな数多くある商品の中、オススメは、Amazonで売っている三脚式セルカ棒です。
ノーブランドですが、角度調整・遠隔操作リモコン・伸縮100cmなど三脚式なので遠くからの撮影も可能です。
口コミに「重い」「壊れやすい」などと酷評がありますが、私個人的には問題なく使えています。
最近は、セルカ棒の機内持ち込み規制が強化されています。預け荷物に入れたほうが無難です。
◆圧縮袋
圧縮袋に洋服を入れて圧縮すれば、荷物の量を減らせる工夫はメジャーな利用方法ですが、それ以外にも圧縮袋には、利用価値があります。
袋の耐久性に優れた圧縮袋で、水着・下着・Tシャツが洗濯できます。
洗濯物と洗剤と少しの水道水を入れて数分シェイクorモミモミするだけです。
◆アロンアルフア
身の回り品やホテルの備品を壊してしまったなどの際に、活躍するのが、このアロンアルフアです。消費期限が基本的にないですし、重量もほんの何十g程度です。私は常に持参しています。
◆千円札(日本円)×10枚
現金で日本円→ベトナムドン両替の際には、原則として金額を設定して両替はできません。例えば、旅行の帰りのフライト前日にベトナムドンが全て使い切ってしまったとしましょう。最終日、空港までの交通費やクレジットカードの使えないお店で欲しい物を見つけた時などの状況の際に、両替所で一万円札を千円分だけベトナムドンに両替して、残りの9千円を日本円でもらうことは、原則できません。
帰国日が近くになるにつれ残りの現地通貨と相談をしながらの行動は、非常に面倒なものです。そんな時、千円札があれば問題解決です。
ちょっと足りない時に、1万円分の両替をして、あまりまくったら損します。
◆水に流せるティッシュ
ベトナムに生活して3ヵ月の間、実はトイレに困ったことは一度もありません。個人的には、トイレは借りればいいというスタイルです。
ショッピングモールのトイレ利用が一番快適ですが、近くにない場合は、ホテルやカフェで貸してもらえます。宿泊者でなければ貸せない!注文してないと貸せない!と断られることもありますが、数打てば貸してくれる所は必ずあります。
ただし、ローカルレストランや公衆トイレでペーパーがないことも、しばしばあります。そんな時、水に流せるポケットティッシュがあれば安心です。
特にお子さんがいる方は、必須アイテムです。ローカルレストラン巡りが好きな方にも便利です。
◆携帯(はし・スプーン)
ベトナムは、食事を手で食べる習慣・文化はありません。ローカルレストランにもフォーク、スプーン、はしのいずれかが用意されています。外食時には、特に全く心配ありません。
携帯のはし・スプーンが活躍するケースは、屋台やスーパーでテイクアウトした時です。最近は、プラスチックのフォークを入れてくれることもありますが、すべてではありません。
◆果物ナイフ
ベトナムは南国フルーツの宝庫です。日本では数千円するマンゴーが、1個100円ほどで買えます。
カットフルーツも良いですが、トロピカルフルーツを自分で切って食べることも醍醐味です。カットフルーツより安く買うことができて、食べごろに合わせて食べることができます。*飛行機では、預け荷物にいれましょう。
値段の高いナイフは不要です。100均のもので十分です。
◆マヨネーズ(小分けパック)
海外のローカル料理に、ちょい足し調味料としてマストアイテムです。
チューブ式の方がコスパが良いことは当然ですが、一度開封したマヨネーズは要冷蔵です。旅行先でのお散歩は出来るだけ身軽にしたいものです。
小分けパックは、そんな悩みを解決してくれる便利アイテムです。
◆醤油(小分けパック)
海外のローカル料理に、ちょい足し調味料としてマストアイテムです。
ボトル式の方がコスパが良いことは当然ですが、旅行先でのお散歩は出来るだけ身軽にしたいものですね。小分けパックはとても便利アイテムです。
◆裁縫セット
街のランドリーサービス店(クリーニング)は、とても便利ですが、日本のクリーニング店のように洗濯物の状態を入念に確認してくれることは、期待できません。
シャツのボタンが取れかかっていようがお構いなしに洗濯機にかけます。ボタンが取れていると苦情を言っても対応してもらえないと思ったほうがいいでしょう。
◆ウェットティッシュ
コンビニで5000ドン(25円)くらいで買えるので、大量に持参する必要はありませんが、トイレの便座の除菌、レストランの中にはスプーン・フォークの洗浄が適当なところもあるので、使用する前に除菌するなど、なにかと持っていると便利です。
ベトナムに行って気づいたアイテム
アイテム名 | 重要度 |
現地SIMアプリ〈ダウンロード〉 | 〇 |
Grabアプリ〈ダウンロード〉 | 〇 |
海外旅行用の財布 | △ |
舌クリーナー | △ |
保冷タンブラー〈水筒〉 | △ |
簡易スリッパ | △ |
ベトナム語日常会話ブック | △ |
◆現地SIMアプリ(ダウンロード)
ベトナム携帯電話の大手キャリアは、「VIETTEL/ヴィッテル」「Vinaphone/ヴィナフォン」「Mobifone/モビフォン」の3社です。
細かくいえば費用、通信速度、対応エリアの特徴が3社それぞれありますが、1ヵ月以内の滞在であれば3社の中でプラン内容(滞在日数・ギガ量・値段)のバランスの良い物を選べばOKです。
個人的にオススメは、公式アプリが英語対応になっている、Mobifone/モビフォン です。
空港でのSIM購入は、市内と比べて高いとよく言われますが、差額は100~200円程です。プランメニュー表があるので値段交渉の必要はありません。
SIM購入、設定をしてもらった後は、自分自身でキャリアの専用アプリを登録することでプラン内容を確認することができます。残りのギガ量を一目に確認できるので便利です。(*登録にはSIM番号と氏名を入力する程度(約1分)で完了です。氏名は適当に入力しても登録できます)
アプリのダウンロードには200MBのデーター量が必要になるので、日本で事前にダウンロードするとギガ量の節約になります。
VIETTEL公式アプリ/ヴィッテル
Vinaphone公式アプリ/ヴィナフォン
Mobifone公式アプリ/モビフォン
◆Grabアプリ(ダウンロード)
日本でお馴染みになった〈Uber/ウーバー〉の東南アジア版です。
『Grab/グラブ』は、フードデリバリー以外にも、一般人ドライバーが自家用車で送迎するタクシーサービスもあります。
ベトナム人の生活では、移動手段・フードデリバリーとしてGrabは切っても切れない関係です。
Grabの主な2つメリットは、「安価」・「言語の問題解決」です。具体的には、タクシーより2~3割くらい安いこと、アプリ内で行き先を入力するだけの簡単操作なので、行き先を伝え間違えることがない!ということです。
フードデリバリーも同様に、アプリ内のメニューを選ぶだけで注文できてしまう優れものです。デリバリー料金は、距離・注文した時間帯によりますが、15,000~20,000ドン(75~100円)程度です。
使い始めは、ハードルが高いように感じますが、慣れればとても簡単です。是非、活用してみてください。
◆海外旅行用の財布
財布の紛失やスリに合った場合を想定してメインとサブの2つの財布を使用するリスク管理は必要です。特に1人旅の場合は必須です。
「スリはいつも財布を狙っている」という意識を持つことが重要です。ATMでお金をおろした後、両替所からでた後は、特に注意が必要です。
また、お札を沢山いれている財布は恰好の餌食です。支払いに使う財布には、必要最低限のお金のみをいれて使用しましょう。
◆舌クリーナー(舌専用の歯ブラシ)
舌ケア用品として日本では、馴染みの舌クリーナですが、ベトナムではとてもマイナーなアイテムです。ファミリーマートでそれらしき形のした舌クリーナがありましたが、日本の品質には、ほど遠い商品です。
舌クリーナ愛用者であれば日本から持参が必須です。
◆保冷タンブラー(水筒)
コーヒーが有名なベトナムでは、市内にはカフェがいたるところに立ち並び、ローカル、観光客で賑わっています。日本と同様に、ベトナムでもコンビニにコーヒーマシーンがあり、手軽にテイクアウトが可能です。
コーヒーを飲みながら街ブラといきたいところですが、常夏のベトナムでは、アイスコーヒーは直ぐぬるくなってしまいます。
保冷タンブラーがあれば、いつでもどこでも冷たい飲み物を持ち運べて便利です。スーツケースに余裕があれば持っていきたいアイテムです。
◆簡易スリッパ
部屋専用のスリッパがホテルに意外とありません。持参したサンダルやビーチサンダルで代用もいいですが、ビーチサンダルは、意外にも目に見えないだけで汗やホコリで汚れています。
部屋のリラックスタイムには「100均の使い捨て簡易スリッパ」が重宝します。
◆ベトナム語日常会話ブック
ベトナム人は、あまり英語が得意ではありません。ホテルではコミュニケーションに不便を感じることはありませんが、それでも掃除スタッフ、セキュリティスタッフに何かお願い事をする時に、英語が伝わらなくてわざわざ受付スタッフに連絡しなくてはならない!なんてことがあります。
外国人があまり来ないレストラン、タクシードライバー、コンビニスタッフとの会話は少し大変です。(ごく一部喋れる人もいます)
世間話をするためではないので、本格的は語学本は必要ありませんが、旅行用ベトナム語本があればリクエストする側も、される側もスムーズに意思の疎通ができて便利です。
不必要リスト
アイテム名 | 重要度 |
現地通貨〈ベトナムドン〉 | ✖ |
海外ポケットWifi〈レンタル〉 | ✖ |
変圧器 | ✖ |
たこ足コンセント | ✖ |
バスタオル | ✖ |
バンドエイド | ✖ |
プロテイン | ✖ |
本 | ✖ |
大量のポケットティッシュ | ✖ |
蚊取り電子式 | ✖ |
雨具〈傘・レインコート〉 | ✖ |
アクティビティグッズ | ✖ |
勉強道具〈筆記用具〉 | ✖ |
国際運転免許証 | ✖ |
◆現地通貨(ベトナムドン)
日本国内での円→ベトナムドンの両替レートは、悪すぎます。
ベトナムの空港からホテルまでのタクシー代くらいのベトナムドンを持っていたいところですが、そんな時は、現地空港で両替をしましょう。日本で両替に比べて格段にGoodです。さらにレートが良いのは、ベトナム市内の両替所です。数回に分けて両替することが賢いやり方ですね。
◆ポケットWifi(レンタル)
現地SIMは通信速度・価格ともに優秀です。
ただし、持っているスマホがSIMフリーでない場合は、日本で海外用ポケットWifiレンタルが良いでしょう。
プラン設定も「道検索・ちょっとした調べもの・LINEの送受信などの程度であれば」一番低いグレードでOKです。ベトナムはいたる所でフリーWifiが繋がります。ホテルWifiも問題ありません。
◆変圧器
ベトナムの電圧は、220Vで日本の100V製品を使用すると故障します。
であれば変圧器が必要ということになりますが、最近の旅行関連の製品は、海外各国の電圧(100-240V)基準になっていることが多く、あまり必要性が感じられなくなりました。
持っている電化製品の対応電圧をよく確認してみましょう。
◆たこ足延長コード
日本のたこ足コンセントは、基本100V対応です。実際には、海外の200V以上の電圧にも使用できると言う人もいますが、万が一の事故が起きてから後悔したくないものです。
もっとコンセントがあれば便利だなと思う宿泊先はありますが、必要最低限のコンセントは確保されています。
わざわざ海外の電圧200V以上に対応しているコンセントを購入する必要はないと思います。荷物にもなります。
◆バスタオル
バスタオルが置いていないホテルは、見たことがありません。
◆バンドエイド
2~3枚あれば足ります。必要なときは現地コンビニで安く買うことができます。
◆プロテイン
健康意識の高いベトナムでは、街の公園に無料のフィットネス器具が設置されているほどです。サービスアパートメントを週単位で借りることができるベトナムでは、無料スポーツジムがアパートに併設されている場合があります。
普段から体を鍛えている方には、朗報ですね。プロテインは、よほどの田舎でない限り現地で手に入ります。
◆本
暇つぶしマストアイテムですが、紙類は重量とスペースを取ります。電子本kindle版などをオフラインで持参しましょう。
◆大量のポケットティッシュ
日本より安い値段で現地のスーパーやコンビニで買えます 。
◆蚊取り電子式
現地で買えます 。滞在ホテルの蚊の出現状況によって現地購入してはいかかでしょうか。
◆雨具(傘・レインコート)
現地で買えます。 折りたたみ傘は、ファミリーマートに行けばすぐ見つかります。
◆アクティビディグッズ
水中ゴーグル・シュノーケルセットなどは手ごろな価格で現地で買えます。(レンタルもできます)
◆文房具
近年、語学留学先として注目されているベトナムですが、一般的な勉強道具(文房具)は、ベトナムで揃えることができます。日本のようにデザイン性が豊な物ではありませんが、あれこれと日本から持参する必要はありません。
文房具の購入先のオススメは、紀伊国屋書店と業務提携しているベトナム国内に100店舗あるブックストア最大手の「FAHASA/ファハサ」です。
Fahasa Book StoreとGoogleマップにコピペして見てください。簡単に店舗検索ができます。口コミが1,000件を超える店舗が大型店です。
◆国際運転免許証
日本で発行した「国際運転免許証」はジュネーブ条約締結国のみで有効とされています。残念ながら、ベトナムは有効外です。
ベトナムで、レンタルバイクをする場合は、免許の書き換えが必要です。観光客には、不向きといえます。しかし、50ccのバイクであれば運転免許証不要で乗れます。Super Cubなどのギア付き車種が主流です。(交通の法律が変わることもあります最新の情報を確認してください)
今回の総重量
キャリー中サイズ4㎏を加えてトータル18㎏弱となりました。今回はLCCを利用するため、各社基本重量である20㎏以下は本当に助かりました。
LCCにもよりますが、25㎏を超えると預け荷物チャージの設定金額が大きくなるイメージがあります。渡航先での現地調達と持参アイテムのバランスがとても重要です。
まとめ
日本と経済シップの繋がりの強いベトナムでは、たくさんの日本企業や日本商品を街中で目にします。
特に日用品は、こだわりがないようであれば現地で、お手頃価格で揃えることができます。
いざという時は、日本製品を簡単に購入することができます。あまり神経質に考える必要はないように感じます。