ブンタウまでのバスチケットやフェリーチケットを予約したら、次はホテル探しです。高級ホテルは設備も雰囲気も食事も快適なのは皆さんもご存知のとおりです。特別な旅には贅沢もいいですが、やはりコストは出来るのであれば抑えたいところです。
1泊1部屋3,000円のリーズナブル価格ホテルはいかがなものか!実際に泊まったホテルをご紹介します。
ブンタウ旅行の計画に少しでも参考になれれば幸いです。
ホテルまでの移動方法
ブンタウでの移動手段はタクシーが一般的です。
Grabアプリの使用もできますが、使用できるのは「Grabタクシー」のみ!ここで簡単に「Grabタクシー」と「Grabカー」の違いを簡単におさらいしましょう。
[Grabカー]とは
Grabに登録した一般人ドライバーが自家用車で送迎するサービスです。乗車料金は予約時に決定します。タクシーより安いことが最大の特徴です。
[Grabタクシー]とは
正規タクシーをGrabアプリで配車(呼ぶ)する。料金はメーターで決定するので、Grabカーと違って事前に乗車料金が決定されません。通常、Grabカーよりも乗車料金がやや高くなります。
『Grabタクシー』はメータータクシーと一緒ではないか!と疑問に対しては「まさに、そのとおりです」しかしながら、料金設定については一緒ですが、Grabタクシーの利用にはいくつかのメリットがあります。
Grabタクシーのメリット
- 目的地の伝え間違えがない
- 目的地までの乗車料金の目安を事前に知ることができる
- ドライバー情報がアプリ内にあるので、ぼったくりに合う確率が低くなる
ホーチミンでは、タクシー会社大手2社、ビナサンタクシーかマイリンタクシーを利用が最も安心と様々なガイドブックに案内されています。
ブンタウの信頼できるタクシー会社は、この大手2社と「SUNタクシー」という会社を含め3社です。
今回は、Grabアプリを使わず、ダイレクトにSUNタクシーに乗車して、フェリーターミナルからバックビーチの総距離4.5㎞で67,000ドン(335円)の支払いになりました。
注意ポイント
午前中のフェリーやバスを利用した場合、ランチタイム前後に到着します。お腹が空いてる時間帯ではありますが、ドライバーからおすすめのシーフードレストランがあるよ!という提案には反応しない方が無難です。ぼったくりレストランの可能性があります。ご自身で調べるか宿泊ホテルスタッフに尋ねることが良いでしょう!
ホテルのご紹介
今回のブンタウ滞在中のホテルは『LOTUS VUNG TAU Resort』です。
agodaでデラックスダブル (1ルーム/最大2名利用可) 朝飯付きを2泊予約して6,446円(1泊あたり3,223円)とリーズナブル価格!
二階建てのコテージタイプがホテル敷地内に建ち並び、フロアーごとにゲストが宿泊します。
レセプションスタッフは、英語を話すことができコミュニケーションに問題はありません。
ちなみにベトナムではホテル宿泊の際には、パスポートを預けることが一般的です。
パスポートの管理体制の詳細までは分かりませんが、過去にトラブルになったことはありません。
[ロケーション]
とても静かな場所に位置しており、ホテル前の道路も車・バイクの混雑とは無縁です。道路を渡ると目の前が海水浴ビーチです。ナイトマーケットにはタクシーで数分です。とても便利な場所に位置しています。
[敷地内施設]
敷地内には、手入れがきちんとされいてる広いガーデンがあり、たくさんの草木、花、植物など緑でいっぱいです。
ブランコ、すべり台などの小さな公園やキッズプール。レストランには、お子様ランチがメニューにあるなどお子さんにとっても嬉しいサービスですね。
[部屋設備]
デラックスダブルルーム(2名まで利用可)室内は充分なスペースに、ガーデンを望めるバルコニーがあります。トイレとバスルームは共用スペースですが、大きめのバスタブ付きです。
思った以上の広いスペースにビックリです。
冷蔵庫も完備されています。無料のミネラルウォーターがしっかりキンキンに冷えました。
チェックイン後、部屋に2・3匹の蚊が飛んでいましたが、レセプションに伝えると殺虫剤で仕留めてくれました。それ以降は、蚊も蟻もハエもいません。
シャワーの水圧は、中の下という感じです。快適ではないが使えるレベル。バスタブにお湯を溜めましたが、濁っている様子はありません。
Wifi事情は、ストレスなく使用可能、優秀でした。(*部屋ごとにWifi Nameがあるので、ハズレの部屋があるかもしれません‥悪しからず)
エアコンの効きも問題ありません。逆に寝るときは弱モードにしないと寒いくらいです。セフティーBOXも完備されています。
バスアメニティは、シャンプー・コンディショナー・歯磨き粉付き歯ブラシ・石鹸があります。あまり良質な物ではないので、持参するか近くのコンビニで買うことをお勧めします。
ヘアードライヤーが完備されているのは嬉しいです。(*ホーチミンの安ホテルはドライヤーがないことがあります。)
気になる点
気になる点をリストでまとめてみました。
デメリット点
- バスタオルが古い
- バスタブの塗装が剥げている
- シャワー水圧が弱い
- 家具・天井にダメージ感がある
- 歯ブラシの品質が悪い
- ボディソープがない(石鹸はあります)
- ベッドシーツが古い
続いて良い点は次のとおりです。
良い点
- Wifiが良好
- 一般的は家電(エアコン・冷蔵庫・ケトル)が完備されている
- 一通りのバスアメニティが揃っている
- 静かな環境
- ビーチ・ナイトマーケットが近い
エアコンが完備されていること、当たり前に聞こえますが、安宿では、天井にフィンがあるだけ・エアコンがあるが機能していない・水シャワーしかでないなど日常茶飯事であることから、良い点にいれました。
まとめ
いかがでしょうか。ブンタウでは安いホテルは1,000円前後、高級ホテル1万円以上が相場です。
今回のロータス ブンタウ リゾートは、値段だけで区別するのであれば、安ホテルに分類されます。
気になる点は、主に部屋の古さが目立ちますが、それ以外は平均的です。毎日のルームクリーニングも丁寧にしてくれますし、ホテル内のガーデンは綺麗に芝が刈れていて、たくさんの植物を見ることができます。
高級ホテルの丁寧で上品なお客様サービスは望めませんが、こちらでは、フレンドリーで親切、明るい接客を提供してくれます。
なによりホテル宿泊費が高級ホテルより70%も安い、通常ホテルより半額安いコストパフォーマンスは最大の魅力です。
コストとホテルのクオリティーのバランスにとても満足できる滞在となりました。またブンタウに訪れる際は、リピートしたいと思います。